FPSゲームの大流行や、ゲームがeスポーツとして認知されてきたことを背景として、ゲームに特化した機能を持つ「ゲーミングデバイス」が増えています。
ゲームの勝敗やスコアは、本人の実力だけではなく使用デバイスの影響を受けるので、プロやコアなゲーマーは何らかのゲーミングデバイスを導入していることがほとんど。
今回は、様々なゲーミングデバイスの種類と、それらを導入するメリットについて解説していきます。
目次
ゲーミングデバイスとは?
ゲーミングデバイスとは、ゲームのプレイを快適にしたり、スコア向上のための工夫がしてあるあらゆるデバイスのこと。
処理能力が高くサクサク動くPCやタブレット、高画質かつ目が疲れにくいモニター、ゲーム操作がしやすいよう調節されたキーボード・マウス・コントローラーといったものが代表的です。
素早い反応・索敵能力の向上、疲労軽減といった実利面の他に、ライティングや格好いいデザインでゲームの世界観を高めるアイテムも。ゲーミング専用として販売されているわけではない商品もありますが、ゲームのプレイを助ける要素があれば何でもゲーミングデバイスと考えることができます。
コアなゲーマーやプロゲーマーは、以下でご紹介する全てでは無いにしても、いずれかのゲーミングデバイスを導入している人がほとんどです。
ゲーミングデバイス一覧|本体・ディスプレイ編
ゲーミングPC
ゲーミングPCは、通常のPCより処理能力が高く、高精細なCG映像もサクサク動くのが特徴です。FPSなど細かいグラフィックと素早い動きを用いるゲームの場合、通常のPCでは処理しきれず、映像が止まったりカクカクした動きになって快適にプレイできません。
そのため、ゲーミングPCは通常よりハイグレードなパーツを用いて、処理能力を高めています。具体的なスペックとしては、CPUはインテルの「Core i5」相当以上、メモリは「8〜16GB」、ストレージ「64GB以上」がおすすめ。
さらに、映像処理能力を高める「グラフィックボード」が搭載されていれば理想的です。ゲーマーの基本装備とも言える重要ゲーミングデバイスなので、プロやコアなゲーマーほどPCのスペックにはこだわりが強いです。
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【2021年厳選】中華PCのおすすめ10選【ゲーミングPCに適したモデルも紹介!】ゲーミングスマホ
ゲーミングスマホは、処理能力や画面の大きさなど、ゲームのプレイに特化したスマホのことです。通常のスマホで処理の重いゲームをプレイしていると、「メモリが足りません」「処理速度を優先するため、描画クオリティを落とします」等のメッセージが表示され、荒い画質でプレイしなければいけないことがあります。
これは、スマホの処理能力が足りないために起こることで、FPSなどでは敵の姿が見えづらくなり、勝敗に直結することも。ゲーミングスマホは「Snapdragon」「Kirin」等処理能力の高いCPUを搭載し、メモリも「6GB以上」など、スマホとしてはかなりのハイスペックになっています。
日本メーカーではまだ商品数が少ないですが、Razerなどゲーミングデバイスメーカーや、Asusなど中華メーカーから数多く発売されています。
ゲーミングタブレット
ゲーミングタブレットも、スマホやPCと同様、通常のタブレットよりも処理能力を向上しているのが特徴です。
また、2Kや4Kに対応した高画質なモニター、内蔵のスピーカー音質といった、プレイ環境の充実に力を入れている機種も多くなっています。
ゲーミングタブレットを選ぶなら、スペックはインテル「Core i5」相当以上か、「ヘキサコア(8コア)」「オクタコア(6コア)」といったコア数の多いCPUがおすすめ。
また、メモリは「8GB」以上あれば、PCゲームやFPSといった処理が重いゲームもサクサク遊べます。持ち運びを想定するなら、充電の持続時間も大切で、バッテリー容量は「8000〜10000mAh」が理想的です。
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【2021年厳選】ゲーミングタブレットのおすすめ10選|FPSユーザー向けの人気モデルも比較ゲーミングモニター
ゲーミングモニターとは、PCやタブレットのようにゲームの処理をするのではなく、PS4やSwitchといったゲーム機に接続して映像を映す「液晶画面」のこと。通常のモニターや、テレビ画面に映像を映して遊ぶこともできますが、ゲーミングモニターはそれらより遅延が少なく動きが滑らかで、よりゲームに特化しています。
動きの滑らかさは、画面が1秒間に何回切り替わるかを表す「リフレッシュレート」が基準になります。
一般的なモニターやテレビでは「60Hz」のところ、ゲーミングモニターは「144Hz」「240Hz」と倍以上になっている商品が多いです。
さらに、暗い画面でも敵を視認しやすくなる「ダークモード」や、画面上に照準を表示できる「FPSモード」など、便利な付加機能が搭載されている機種もあります。
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ゲーミングマウス・マウスパッド
ゲーミングマウス・マウスパッドは、通常商品よりPCゲームの操作性を高める工夫がされています。ゲーミングマウスに明確な定義はありませんが、マウスの感度を自在に調節できたり、FPSなどのキーボード操作を割り当てられるボタンがついていたり、連打にも耐えられるように耐久性が高くなっているといった特徴があります。
また、人間工学に基づいた形状や重さで、長時間マウスを握っても疲れないよう工夫されている商品も多いです。一方、ゲーミングマウスパッドは、通常のマウスパッドより滑りがよくてサイズが大きく、ゲーム中に激しくマウスを動かしてもストレスがないことが特徴です。
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ゲーミングキーボードは、ゲーム内の操作をプログラミングできるボタンがついていたり、通常のキーボードより反応速度が早いことが特徴のゲーミングデバイスです。
一般的なキーボードより、ゲーム操作が素早く効率的になり、敵より一瞬でも早く攻撃や防御に転じることができます。「アンチゴースト機能」付きのゲーミングキーボードであれば、キーを同時押しした時に周囲のキーが認識されるのを防ぎ、誤操作を防ぐ役割もあります。
また、耐久性やクリック感にこだわった商品も多く、連打しても壊れにくかったり、手元を見なくても操作をしたかどうかはっきりわかることもポイントです。
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【2021年厳選】PS4対応のキーボードおすすめ10選|超人気商品からコスパモデルまでゲームパッド・コントローラー
ゲームパッド・コントローラーとは、両手に持ってスティックやボタンでゲーム操作をする、いわゆる「ゲームのコントローラー」。通常はマウスとキーボードで操作するPCゲームも、ゲームパッドを接続すれば家庭用ゲーム機のようにプレイすることができます。
また、操作性にこだわったゲームパッドやコントローラーを導入すれば、スティック感度を自分好みに調節したり、追加ボタンに特定の動作を割り振ったりできて、さらにプレイが効率的になります。
シューティングゲームであれば「連射機能付き」、格闘ゲームであれば「アーケードタイプ」など、それぞれのゲームジャンルに適したコントローラーも販売されています。
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【2021年版】FPS向けPS4コントローラーのおすすめ10選。純正に簡単取付のアタッチメントも紹介!【PS4・Switch対応】エイムリングのおすすめ10選|2020年厳選左手デバイス
出典:Amazon
左手デバイスとは、通常は右手でマウス、左手でキーボードを行うPCゲームで、左手の操作を効率化するためのゲーミングデバイスです。
キー数をゲームの操作に必要なもののみに絞り、キーボードの半分ほどのサイズになっていて、広義でいうとゲーミングキーボードの一種です。
ゲーミングキーボードより小さいので、左手の移動距離が短くなり、ゲーム操作が効率化できるのがポイント。
キー数が少なくなっているため、通常のキーボードより操作が覚えやすいというメリットもあります。また、各ボタンに一定の操作を割り振ったり、キーを押し込む強さによって感度を変えたりとプログラミングが可能な商品も。
FPSなどを、プロレベルにシビアにプレイする方におすすめのゲーミングデバイスです。
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【2021年厳選】左手デバイスのおすすめ10選|FPS・イラスト制作向けモデルゲームキャプチャー
出典:Amazon
ゲームキャプチャーとは、ゲーム画面をPCに映したり、録画を行うためのゲーミングデバイス。通常のプレイに必要なものではありませんが、ゲームの実況動画を作ったり、ゲームを生配信したい場合には必須のアイテムです。
ちなみに、PS4をお持ちの場合には、PS4の「シェア機能」で代用することも可能です。また、ゲームキャプチャーさえ繋げば動画作りや配信ができるというわけではなく、ゲームを録画したり配信したりするには付属の「キャプチャーソフト」と、「動画編集ソフト」「配信ソフト」等が必要になります。
ゲームのプレイ自体に使うものではありませんが、ゲームのプレイ体験を人とシェアしながら楽しみたいという方におすすめのゲーミングデバイスです。
アーケードスティック
アーケードスティックとは、家庭用ゲーム機やPCゲームを、ゲームセンターに置いてあるアーケード筐体のようにプレイできるようになるゲーミングデバイスです。
先にも少し触れましたが、広義ではゲームのコントローラーの一種となります。据え置き型で、スティック1本とボタン8個という構成になっていて、主に格闘ゲームに使います。
自宅でゲームセンター感覚のプレイが楽しめるほか、自宅で練習してゲームセンターで成果を披露するためであったり、ゲーム大会の練習用であったりと、どちらかというとプロやコアなゲーマー向けのアイテムです。
アーケード系のゲーム以外では、対応していないソフトも多いので注意しましょう。
ゲーミングデバイス一覧|サウンド編
ゲーミングヘッドセット
ゲーミングヘッドセットは、ヘッドホンとマイクブームが一体になったゲーミングデバイス。使用することで、ボイスチャットや実況を楽しみながら、ゲームをプレイすることができるようになります。
そのため、特にFPSゲームなど、味方とのコミュニケーションが重要なゲームでは必須アイテムです。また、ヘッドホン型で遮音性やサラウンド機能が優れていて、敵が立てる物音を聞き逃しにくく、方向もわかりやすいというメリットも。
音質のチューニングにより、銃声や爆発音といった特定の効果音が聴きやすくなっている機種も多いです。音への反応の素早さは勝敗やスコアに直結するため、プロのFPSゲーマーはほとんどが導入している、ポピュラーなゲーミングデバイスです。
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【2021年厳選】PS4用ヘッドセットのおすすめ10選。密封型と開放型のどっちが最適?【ガチ厳選】メガネでも痛くならないヘッドホンの選び方&おすすめ10選ゲーミングイヤホン
ゲーミングイヤホンは、基本的な用途はゲーミングヘッドセットと同じです。ゲーム内の効果音をしっかり聞いたり、付属のマイクでボイスチャットを楽しむことができます。
ゲーミングイヤホンと一般的なイヤホンの違いは、主に音のチューニングとサラウンド機能。音楽用のイヤホンより、足音や銃撃音が立体的に聞こえる仕様で、素早く正確な反応が可能になります。
また、ゲーミングヘッドセットより軽量でコンパクトなので、持ち運びしやすかったり、長時間使用でも頭が痛くなりにくいといったメリットもあります。
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【2021年厳選】PS4用ゲーミングイヤホンのおすすめ10選|選び方やコスパモデルまで紹介ゲーミングスピーカー
ゲーミングスピーカーは、ゲームの中に入り込んだような臨場感が楽しめるゲーミングデバイスです。ヘッドホンやイヤホンだと、サラウンド機能はあくまでも「その方向から聞こえたように感じる」というもの。
対して、サラウンドスピーカーは実際に前後左右に設置するので、より音の方向がわかりやすくなります。また、重低音を増幅させるサブウーファー付きの商品であれば、爆撃音などの響きがダイレクトに体に伝わり、さらに臨場感がアップします。
近年は、音響技術の進歩により、小さめの音でもサラウンド感を感じられたり、フロントスピーカーのみでサラウンドを表現する「バーチャルサラウンドスピーカー」も登場。
従来は住環境の都合でスピーカー設置が難しかった方でも、導入できる商品が多くなっています。
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【2021年版】ゲーミングスピーカーのおすすめ10選。人気の高音質モデルから重低音スピーカーまで紹介!コンデンサーマイク
コンデンサーマイクは、ボイスチャットやゲーム動画配信のために、自分の声を吹き込むアイテムです。マイクには、「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2種類がありますが、ゲーミングデバイスとしておすすめなのはコンデンサーマイク。
なぜならコンデンサーマイクは、感度が高く人の声を拾うのに最適なためです。チャット相手や動画の視聴者に、クリアな音声を伝えることができます。
特に、周囲の雑音が入りにくくするために、コンデンサーマイクの中でも一方向からの音のみ拾う「単一指向性マイク」がおすすめ。さらに、万が一プレイ中に体が当たったり、マイクが倒れたりしても大きな音が入らない「耐衝撃」機能が付いている商品が理想的です。
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【2021年厳選】PS4向きマイクのおすすめ10選|単体からコンデンサーマイクまで!ゲーミングデバイス一覧|インテリア編
ゲーミングデスク
出典:Amazon
ゲーミングデスクは、通常のオフィスデスクや勉強机とは違い、ゲームのプレイしやすさに特化しています。具体的には、高さ調節機能が付いていたり、ゲーミングデバイスの収納場所が設けられている商品が多いです。
また、ゲーム操作中にがたついたり、マウスを連打しても壊れにくいよう、耐久性も求められます。サイズ感は、通常のデスクは幅70cmくらいのものも多いですが、ゲーミングデスクはモニター・キーボード・スピーカーといったゲーミングデバイスを置いても余裕があるよう、幅120cmくらいが主流となっています。
高さに関しては、ゲーミングチェアに座って使うのが前提のハイデスクタイプと、床や座椅子に座って使うローデスクタイプの2種類があります。
ゲーミングチェア
出典:Amazon
ゲーミングチェアは、長時間座っていても疲れにくく、操作中の安定感も考慮された椅子のことです。通常のオフィスチェアより、背もたれが高くクッションも厚めで、快適に寄りかかれる構造のものが多くなっています。
プロゲーマーにもなると、PCの前に連続10時間以上座っている人も多いので、シートを倒して休憩できるようリクライニング仕様になっている商品も。
形状や付帯機能は、各社様々な工夫を凝らしているので、ゲーミングチェアと呼ぶために特に明確な基準はありません。とにかく長時間座っても疲れない快適な椅子なので、ゲーム以外に勉強用・仕事用として購入する人も多いです。
ゲーミングデバイス一覧|その他編
グラフィックボード
出典:Amazon
グラフィックボードとは、ディスプレイに映像や画像を映すためのゲーミングデバイスです。通常のパソコンには、CPUやマザーボードに「オンボードグラフィック」と呼ばれるグラフィックボードが組み込まれています。
しかし、通常のPCのオンボードグラフィックでは高精細なCG映像を用いたゲームは処理しきれず、ぼやけたり動きがカクカクしてしまいます。高精細CG、4K映像やVRといった高度なグラフィックを楽しむなら、外付けのグラフィックボードが必須です。
ただし、先にご紹介した「ゲーミングPC」にはもともと高性能なグラフィックボードが組み込まれている場合が多いので、あくまでも付加的なゲーミングデバイスです。
現状、ゲームの画質に不満を感じていたり、もっと綺麗な画面でゲームを楽しみたい場合に導入を検討しましょう。
メモリ
メモリとは、簡単に言うと「そのPCが同時に処理できるデータの容量」で、「机の大きさ」に例えられることもあります。ゲーミングデバイスとしてのメモリとは、その「机の大きさ」を拡張する増設メモリのこと。
PCはそれぞれ、元々のスペックとして「8GB」「16GB」といった机の広さが決まっていますが、これは増設メモリを用いて変更することができます。快適にゲームができるメモリ容量は、16GB〜。
もちろん、大きければ大きいほど、重いゲームもサクサクプレイできますが、32GBや64GBの増設メモリは価格も高くなるため、予算との兼ね合いを考えましょう。今お使いのPCの動きが重い場合には、メモリの増設を検討してみてください。
SSD・ストレージ
SSD・ストレージとは、ゲームなどのデータを保存しておくためのゲーミングデバイスです。もちろん、PC等の内部のストレージに保存しておくこともできますが、内部ストレージがいっぱいになった場合や、PCの動きを重くしたくない場合には、外付けのストレージを用います。
データの保存には、長く「HDD」が用いられてきましたが、これから購入を考えるならSSDがおすすめ。SSDは、HDDより読み込み・書き込み速度が5倍近くも速く、ゲームのローディングも素早くできます。
必要な容量は用途によって異なりますが、Window 10のサイズは20GB、人気のPCゲームのデータは1本30〜60GB程度。OSと複数のゲーム、その他にもブラウザやソフトウェア、写真・動画等も保存するなら、1〜2TB以上がおすすめです。
マウスバンジー
出典:Amazon
マウスバンジーとは、マウスのケーブルを固定するためのゲーミングデバイスです。ゲームの操作中はマウスを激しく動かすため、ケーブルがどこかに引っかかったり、マウスでケーブルを踏んでしまったりして、煩わしく感じることがあります。
特に、FPSではエイムにマウスを使うため、いかにマウス操作がスムーズにできるかが勝敗を分けることも。マウスバンジーでケーブルを留めておくことで、常にマウスのケーブルが同じ長さに保たれ、ケーブルが原因のミスが劇的に少なくなります。
また、ケーブルを持ち上げることで机との摩擦が減り、マウスの寿命を伸ばす効果もあります。コアなゲーマーの方ばかりではなく、PCの作業環境を快適にしたい方に、広くおすすめのゲーミングデバイスです。
ゲーミングルーター
ゲーミングルーターとは、容量が大きくなりがちなゲームデータを素早く読み込むために、高速かつ安定した通信を提供するルーターのことです。
通信速度が遅いと、切断や遅延が発生して敵の発見が遅れたり、再接続を待っている間に攻撃を受けてしまうこともあります。
特に、一瞬の反応の遅れが勝負を分けるFPSなどのゲームでは、通信速度は大問題です。ゲーミングルーターは、一般的なルーターに比べてCPUの処理能力や、通信の途切れにくさを示す「ping値」が優れています。
ゲーミングデバイスとして使うなら、「デュアルコア」や「クアッドコア」のCPUを搭載していて、ping値は30ms以下の商品を選ぶのがおすすめです。